工法例1「上部から燃料デブリを取り出す工法(搬送機材固定)」

ⅰ. 課題と参考情報:⑤搬送機材等設置・アクセス

搬送機材等の設置・アクセスでは、機材の設置、移動制御と、バウンダリ内での換気の確保が課題

⑤搬送機材等設置・アクセス〜工法実現上の課題

①事前手順 ②バリア設置 ③シールドプラグ取り外し ④PCV/RPV上蓋取り外し ⑤搬送機材等設置・アクセス ⑥内部構造物解体・撤去 ⑦燃料デブリ取出し ⑧収納と収納缶の移送 ⑨機材の撤去

機材設置

  • 後工程に必要な切削・搬送機材をいかに組立て、安定に設置するか
    -内部構造物解体・撤去
    -燃料デブリ取出し
    -収納と収納缶の移送
    -遠隔での着脱
  • 機材のメンテナンスと故障時対応をどのように考えるか
プラント情報
関連前提条件
  • オペフロや通路の耐荷重:1.2t/㎡
  • 通路を通過させる機材の寸法制限 : 幅1.2m、高さ3m
  • 天井クレーン仕様:定格荷重100t
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h
  • 耐震安全性を考慮し、オペフロ等に新規に設置する機材等の総重量は極力少なくする

移動制御

  • 作業者が直接行う作業範囲はどこまでか、遠隔で行う作業範囲はどこまでか
  • 機材の移動をいかに操作・監視・制御するか
プラント情報
関連前提条件
  • オペフロや通路の耐荷重:1.2t/㎡
  • 通路を通過させる機材の寸法制限 : 幅1.2m、高さ3m
  • 天井クレーン仕様:定格荷重100t
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h
  • 耐震安全性を考慮し、オペフロ等に新規に設置する機材等の総重量は極力少なくする

換気確保

  • 必要な換気量/換気設備仕様はどのように設定するか
  • 換気/排気設備をいかに設置するか
  • 外部への放射性物質の放出をいかに防止するか
  • 換気フィルターの交換はどうするか
プラント情報