工法例2「上部から燃料デブリを取り出す工法(搬送機材移動)」

ⅰ. 課題と参考情報:①事前準備

事前準備では、燃料デブリ取出し作業時の確認実施のための視覚・計測技術開発が課題

①事前準備〜工法実現上の課題

①事前手順 ②バリア設置 ③シールドプラグ取り外し ④PCV/RPV上蓋取り外し ⑤搬送機材等設置・アクセス ⑥内部構造物解体・撤去 ⑦燃料デブリ取出し ⑧収納と収納缶の移送 ⑨機材の撤去

作業前の確認

いかに下記を確認するか

  • 既設シールドプラグの状況
  • PCV/RPV上蓋の状況
  • 内部構造物の位置・形状・状況
  • 燃料デブリの位置・形状・状況
  • 水素蓄積の状況
  • 線量率の状況
  • ダストの状況
⇒視覚計測技術
プラント情報
関連前提条件
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h
  • PCV及びRPV内部に蓄積される可能性のある水素ガスについて配慮すること