平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業」に関する補助事業の公募(第二次公募)の事前告知 【2015年6月15日掲載、2015年6月19日更新】
株式会社三菱総合研究所は、資源エネルギー庁の選定により平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業」の事務局を担当しています。
現在、平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業」を実施する補助事業者を、広く募集する準備を行っており、事前の告知をいたします。
なお、詳細については、公募開始時に本ホームページで別途、告知します。
公募説明会の開催日時が決定しました。
1.事業の目的
本事業は、東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策に資する技術の開発を支援する事業を行うことで、福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策を円滑に進めるとともに、我が国の科学技術の水準の向上を図ることを目的とします。
2.事業内容
本事業は、「東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」に基づき実施することとします。
福島第一原子力発電所の廃止措置における燃料デブリ・炉内構造物の取り出しに向けて、昨年度において、
① 冠水工法を中心とした燃料デブリ・炉内構造物の取り出し技術の開発
② 気中工法を含む燃料デブリ取り出し代替工法の概念検討
③ 上記②をサポートする要素技術(切削・集塵技術、視覚・計測技術)の実現可能性の検討
を進めてまいりました。
今後、燃料デブリ・炉内構造物の取り出し工法・技術の選定や実施においては、冠水工法及び気中工法、ならびに、上部からの取り出しおよび横からの取り出しを念頭に置いた検討が必要です。
本公募は、これまでの検討経緯をふまえ、平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業費補助金」において、以下に示す2件の事業から構成されます。
I. 燃料デブリ・炉内構造物取り出しの基盤技術開発事業
II. 燃料デブリ・炉内構造物取り出し工法・システムの高度化事業
なお、本公募への応募に際しては、実施項目のうちの一部分のみを実施する「部分提案」についても可とします。
3.予定
6月下旬 公募開始
6月30日(火) 公募説明会 [14:00~16:30 (13:30開場)]
場所:東京・TKPガーデンシティ永田町 カンファレンスルーム2E【アクセス】
7月末頃 公募締切
公募説明会の詳細および参加申込は、公募開始時に本ホームページで別途、告知します。
4.問い合わせ先
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-4-2 虎ノ門東洋ビル8F
株式会社三菱総合研究所 廃炉・汚染水対策事業事務局
担当:中島、芦田、塚田
電話:03-6705-6126
E-mail:hairo26-2nd-ml@mri.co.jp
お問い合わせは電子メールでお願いします。電話でのお問い合わせは受付できません。