平成25年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業」に関する補助事業の公募(第二次公募)の事前告知 【2014年3月20日掲載】

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株式会社三菱総合研究所は、資源エネルギー庁から選定されて「廃炉・汚染水対策事業」の事務局業務を実施しております。本事業は、「廃炉・汚染水対策事業費補助金交付規程」に基づき、廃炉・汚染水対策に資する技術の開発を支援する事業に対する助成を行い、これにより我が国の科学技術の水準の向上及び廃炉・汚染水対策を円滑に進めることを目的としています。 現在、平成25年度補正予算「汚染水処理対策技術検証事業」を実施する補助事業者を、広く募集する準備を行っており、事前の告知をいたします。なお、詳細については、後日、当ホームページで、別途、告知します。

平成25年度補正予算「汚染水処理対策技術検証事業」に係る補助事業者募集の事前の告知に関して

1. 事業の目的

東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機(以下「福島第一原発」という。)における汚染水対策については、平成25年12月10日に、汚染水処理対策委員会にて「東京電力(株)福島第一原子力発電所における予防的・重層的な汚染水処理対策~総合的リスクマネジメントの徹底を通じて~」(概要:2.6MB、本文:105MB)がとりまとめられ、これを受けて、同年12月20日に政府として、「東京電力(株)福島第一原子力発電所における廃炉・汚染水問題に対する追加対策」(概要:0.3MB)がとりまとめられたところです。

追加対策においては、効果が期待されるが、活用するに当たって確認・検証が必要な技術のうち、技術的に難易度が高いものについて、技術の検証を進めていくこととしており、今回、本事業においては、「2.公募対象事業」に記載する技術の検証を行います。なお、「2.公募対象事業」に記載する技術以外についても、今後、技術の検証を行う可能性があります。

2. 公募対象事業
(1)海水浄化技術検証事業

現在、福島第一原発の港湾外や港湾口における放射性物質濃度は、低いレベルにとどまっているものの、港湾内の1~4号機取水路前の一部のエリアでは、濃度が一定濃度以下に低下しない状況にあることにかんがみ、海水中における、主として放射性セシウム、放射性ストロンチウム等の浄化技術について、その除去性能を検証するため、実証試験を行います。

(2)土壌中放射性物質捕集技術検証事業

福島第一原発における汚染水の漏えいを踏まえ、一定以上の塩化物イオン濃度下(200ppm以上)における、土壌中の放射性物質(主として放射性ストロンチウム)捕集技術の捕集性能を検証するため、実証試験を行います。

(3)汚染水貯蔵タンク除染技術検証事業

福島第一原発サイト内では、ボルト締め型タンクから、溶接型タンクへのリプレイスを順次実施しますが、解体作業における作業員の被ばくを低減する観点から、複雑な構造を有する、ボルト締め型タンクにおいて、内部に貯留する汚染水を排水し、解体する前の作業として行う除染作業について、除染性能を検証するため、実証試験を行います。

(4)無人ボーリング技術検証事業

福島第一原発内では、今後もボーリングが必要不可欠であるところ、ボーリング作業時における作業員の被ばくを低減させる観点から、高線量下での無人ボーリング性能を検証するため、実証試験を行います。