工法例3「側面から燃料デブリを取り出す工法」

目次ページ > 課題と参考情報:工法の全体像|工法例3「側面から燃料デブリを取り出す工法」

ⅰ. 課題と参考情報:工法の全体像

側面からPCVに開口部を設置し、燃料デブリを取り出す工法

工法の作業手順

①事前手順 ②バリア設置 ③PCV側面に開口設置 ④搬送機材等設置・アクセス ⑤内部構造物解体・撤去 ⑥燃料デブリ取出し ⑦収納と収納缶の移送 ⑧機材の撤去 作業主工程 主工程を補完するための作業

①事前準備    →詳細ページへ

  • 燃料デブリや内部構造物の位置や状況を視覚的に把握
  • 燃料デブリの識別や、切削対象物周辺の放射線の測定あるいは水素濃度の確認等による環境情報の取得

②バリア設置    →詳細ページへ

  • 開口設置等の後工程実施による放射性物質の飛散等を防げ、かつ遮蔽機能を有したバリアを設置する

③PCV側面に開口設置    →詳細ページへ

  • PCV側面を切削し、搬送機材をPCV内部に進入できる開口を設置する

④搬送機材等設置・アクセス    →詳細ページへ

  • PCV側面に設置した開口部より、搬送機材がPCV内部にアクセスする

⑤内部構造物解体・撤去    →詳細ページへ

  • 内部構造物の取り出し/穿孔/撤去等を行う

⑥燃料デブリ取出し    →詳細ページへ

  • 搬送機材に取り付けた切削機材を用いて燃料デブリを取り出す

⑦収納と収納缶の移送    →詳細ページへ

  • 燃料デブリの収納後、収納缶を仮置き場所(SFPを基本とする)まで移送する

⑧機材の撤去    →詳細ページへ

  • 切削機材および搬送機材を撤去する
・RFI等に対し国内外から提供いただいた情報を踏まえ、代替工法、および代替工法実現に必要となる技術の例を提示しております。
・本RFPに応募いただく際、より革新的な工法・技術があれば、ぜひ提案ください。