「視覚・計測技術」の適用シーンと課題

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ⅰ. 適用シーン-2:燃料デブリ取出し

適用シーンにおける要求事項

工程手順の課題

  • 燃料デブリ取出し作業状況等をいかに観察するか
  • 上記観察に当たって、いかに照明を行うか
  • 燃料デブリをいかに識別するか
プラント情報
関連前提条件
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h

視覚技術

作業前の確認時に比べ更に高線量率の環境下で長時間動作し、俯瞰観察/局部観察により燃料デブリや内部構造物の状況や位置を把握できること

視覚技術例:
-カメラ
-内視鏡
-ファイバースコープ 等
プラント情報
関連前提条件
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h

計測技術

作業前の確認時に比べ更に高線量率の環境下で長時間動作し、 燃料デブリの識別や、切削対象物周辺の放射線の測定あるいは水素濃度の確認等を可能にすること

計測技術例:
-放射線測定(ガンマ線、中性子線)
-超音波探査
-レーザスキャナ
-核種分析
-サーモグラフィ
-水素濃度検知 等
プラント情報
関連前提条件
  • PCV/RPV内部の空間線量率
    -PCV内部空間線量率100Gy/h
    -RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV外部の実効線量率
    -オペフロ:1mSv/h
    -オペフロ以外の作業エリア:3mSv/h
    -建屋内の通路:5mSv/h